上司の「〜しなさい」はどこからやって来たのか

何故挨拶しなさい、エレベーター内でスマホをいじるなと命令口調が部下に伝わり、それを守るのだろうか?

 

そして、上司は何故その命令口調であって、相手がその通りに動くと思っているのだろうか?

 

結論、高度経済成長期、あるいは敗戦国からの追いつけ追い越せ精神から抜けられていないのではないだろうか?

準拠する情報を過去から引っ張り出すことしかできず、「俺らの時代はこうだったからお前もこうしろ」と安易に考えているだけではないだろうか?

 

上司という立場になってしまったその人間は、昔の上司像を追っているばかりで、部下に何か言われるだけで腹を立てるアホがうじゃうじゃいる。言いたいことが言えない、それどころかコミュニケーションすらろくにない、自分がロボットではないかと錯覚すらする空間で、どうやって息を吸えと、やりがいを感じろと言うのだろう。